ウコンとクルクミンは何が違う?還元型クルクミンまで一気に整理
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「ウコンとクルクミンって、何が違うの?」——ウコン系のサプリや飲料を選んでいると、必ずぶつかる疑問です。
先に結論からいうと、ウコンは「植物」の名前、クルクミンはそのウコンに含まれる「成分」の名前です。この記事では、この2つの関係と、最近見かける「還元型クルクミン」まで、サプリ選びに必要な知識を一気に整理します。
ウコンとは——ショウガ科の植物の名前
ウコン(鬱金)は、ショウガ科ウコン属の植物です。英語では「ターメリック(turmeric)」と呼ばれ、カレー粉の黄色のもとになるスパイスとしておなじみです。インドや東南アジア、日本では沖縄などの温暖な地域で栽培されており、食用や着色料として古くから利用されてきました。
ひとくちにウコンといっても、実は種類があります。
- 秋ウコン(ターメリック)——一般に「ウコン」と呼ばれるのはこれ。クルクミンを比較的多く含むと言われています
- 春ウコン(キョウオウ)——精油成分が多く、クルクミンの含有量は秋ウコンより少なめとされます
- 紫ウコン(ガジュツ)——クルクミンはほとんど含まれないとされる別系統
つまり「ウコン入り」と書かれていても、どのウコンを使っているかで中身の性格は変わってきます。
クルクミンとは——ウコンに含まれるポリフェノールの名前
クルクミンは、ウコンの根茎に含まれる黄色いポリフェノール成分の名前です。カレーやたくあんの黄色は、おもにこのクルクミンの色。ウコンが注目されるとき、話題の中心になっているのはたいていこのクルクミンです。
ここで大事なのは、ウコン(植物)を摂る=クルクミン(成分)をたくさん摂れる、とは限らないということ。ウコンの粉末そのものに含まれるクルクミンの割合は、品種や産地、加工方法によって幅があります。だからサプリの世界では、「ウコン末◯mg」ではなく「クルクミン◯mg」と、成分量で表記する製品が増えています。
「還元型クルクミン」とは——白いクルクミン
最近のサプリでは「還元型クルクミン」「ホワイトクルクミノイド」という表記を見かけることがあります。
これは、黄色いクルクミンを還元という処理でかたちを変えた成分(テトラヒドロクルクミンなど)のこと。黄色の色素成分が、還元されると白っぽくなるのが特徴で、「ホワイト」の名はここから来ています。クルクミンが体内で利用される過程に着目して研究が進められている成分で、ウコン系サプリの素材として採用が広がっています。
「普通のクルクミンと、結局どっちがいいの?」という点については、研究段階の話も多く、断定的なことは言えません。ただ、原材料表示を見て「どの型のクルクミンが、どれだけ入っているか」を確認できるようになると、サプリ選びの解像度は一段上がります。
サプリの成分表示で見る3つのポイント
ここまでの知識をふまえて、ウコン系サプリを選ぶときにチェックしたいのは次の3点です。
- 「ウコン末」表記か「クルクミン量」表記か——成分量がはっきり書かれているものは、それだけ中身に自信がある証拠と考えられます
- クルクミンの「型」——通常のクルクミンか、還元型(ホワイトクルクミノイド)か。原材料名の欄で確認できます
- 組み合わせの成分——クルクミンは単体ではなく、黒胡椒抽出物(バイオペリン®)などと組み合わせて配合されることが多い成分です。何と組み合わせているかは、その製品の設計思想が表れるところです
サプリ選びの実践編は、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
→ ウコンサプリの選び方。クルクミンの「型」と配合成分で比べる
まとめ
- ウコン=植物、クルクミン=その中の成分。主役はクルクミン
- ウコンには秋・春・紫の種類があり、クルクミンの量はそれぞれ違う
- 還元型クルクミン(ホワイトクルクミノイド)は、クルクミンを還元処理した白い成分
- サプリ選びは「どの型のクルクミンが、どれだけ、何と一緒に」入っているかを見る
次に店頭や通販でウコン系サプリを手に取ったら、ぜひ原材料表示をひっくり返して見てみてください。今日の知識だけで、選び方がずいぶん変わるはずです。
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