秋ウコン・春ウコン・紫ウコンの違いと、ホワイトクルクミノイドの位置づけ
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「ウコン」とひとことで言っても、実は秋ウコン・春ウコン・紫ウコンという別の植物があるのをご存じですか?
名前は似ていても、中身はけっこう違います。とくに注目成分のクルクミンの量は、種類によって「多め」から「ほぼゼロ」まで差がある。この記事では3つのウコンの違いと、サプリでよく見る「ホワイトクルクミノイド」がどこに位置づくのかを整理します。
3つのウコンを見分ける
■ 秋ウコン(ターメリック / Curcuma longa)
一般に「ウコン」と呼ばれるのはこれ。カレー粉の原料で、根茎の断面は濃いオレンジ色です。クルクミンを比較的多く含むと言われ、サプリの主役もほとんどがこの秋ウコン。夏の終わりから秋に花が咲くことが名前の由来とされます。
■ 春ウコン(キョウオウ / Curcuma aromatica)
春に花が咲くタイプ。断面は淡い黄色で、クルクミンは秋ウコンより少なめとされる一方、精油成分を多く含むのが特徴です。かじると苦味が強く、「良薬口に苦し」のイメージで好む人もいる、通好みの存在。
■ 紫ウコン(ガジュツ / Curcuma zedoaria)
断面が紫がかった白色をした、見た目から別物のウコン。クルクミンはほとんど含まれないとされ、精油成分が中心の別系統です。「ウコン」の名がついていても、クルクミン目当てなら対象外、ということになります。
ウコンの花は、意外と美しい
余談ですが、ウコンの花はこんなに華やか。日本では沖縄や鹿児島など温暖な地域で栽培されていて、琉球王国の時代には専売品として扱われたほど大切にされてきた歴史があります。
「ホワイトクルクミノイド」は4つめのウコン?
サプリの表示で見かけるホワイトクルクミノイド(還元型クルクミン)。一見「白ウコン」という新種のようですが、これはウコンの種類ではありません。
正体は、秋ウコンなどに含まれる黄色いクルクミンを還元という処理でかたちを変えた成分(テトラヒドロクルクミンなど)。つまり「植物の分類」ではなく「成分の加工」の話です。黄色い色素が還元されると白っぽくなることから、この名前がつきました。
詳しくはこちらの記事でどうぞ。
→ ウコンとクルクミンは何が違う?還元型クルクミンまで一気に整理
まとめ
- 「ウコン」には秋・春・紫の3種類があり、それぞれ別の植物
- クルクミン目当てなら秋ウコン。春は精油、紫はクルクミンほぼゼロの別系統
- 断面の色(濃いオレンジ/淡い黄色/紫がかった白)が見分けの手がかり
- ホワイトクルクミノイドは種類ではなく、クルクミンの還元加工品
サプリ選びで「ウコン配合」の文字を見たら、「どのウコン?」と一歩踏み込んで見てみてください。
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